新型コロナウイルス（COVID-19）が世界中で猛威を奮っております...

私たち医療従事者も、様々な局面での困難にぶち当たっておりますが、そこは(無い?)知恵ををフルに絞り出して乗り切っている状況でございます。

やはり、特に気を使うのは院内の環境です。

元々、当院ではクラスB滅菌器の使用や、器材については患者さん毎の完全な滅菌パック対応などを徹底して行ってまいりましたが、今回の「ウイルス」に関しては「空間」の除菌対策が出来ないものかと考えておりました。

最近、仕事・勉強仲間から「次亜塩素酸水に着目している」との情報を得まして、「ん？どこかで聞いたような...」と考えていると...

そう、思い出しました！

中・高校の同級生、Iくんの会社「衛検産業＠水戸」が以前から扱っていた、商品名「キエルキン」。

これこそまさに「次亜塩素酸水そのもの」じゃありませんか！

早速本人へ連絡するも、こんなご時世ですから問合せの嵐、らしく...

でも「困っている同級生を見捨てられない！」と、なんと速攻で”私物”を提供してくれる事になりました！！（涙..）

翌日には早くも到着！

メインの噴霧機は、やはり患者さんがお待ちになる待合室に設置。

設置後10分で、空気が明らかに変わるのが実感できます。。

これにはスタッフ全員ビックリ！

そして「スプレータイプ」も入り口に設置させて頂きました。

診療室内では加湿器を介して「キエルキン」を噴霧。

来院頂く患者さんはもちろん、大切なスタッフの健康も考え、暫くはこの体制で頑張って行こうと思います！

調べれば調べるほど、世間ではすでに「次亜塩素酸水」の集団施設への応用とその効用が認知されていたらしく...

日頃の不勉強を思い知らされました..

この「キエルキン」ですが、2,3ヶ月の保管の後はなんと「水」に戻ってしまうとの事..

つまりは「体内に残留しない」という事なんですね！なるほど、赤ちゃんやペットにもOK！の理由がわかりました。

「キエルキン」含め、今後も更に安全・安心してご来院頂けるような努力をしてまいりたいと思います。